疲労を回復させる生活習慣

市川 松戸から近い女性整体師の川島カイロです。

乳酸

先日、疲労物質は乳酸ではないことを調べました(2004年サイエンス)。
実際の疲労の原因は、FF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質が考えられています。
FFは肉体的疲労はもちろん、精神的疲労にも大きく関わっています。
FFは、
① 細胞が傷つく、例えば筋肉に強い衝撃が与えられる(肉体的疲労)、
② ストレスを感じる、例えば興味のない映画を二時間見せられる(精神的疲労)
で発生します。
このFFによって脳に疲れたよーと信号が送られ、細胞の機能が低下してしまいます。

またFFは蓄積すると細胞死が促進されて、生活習慣病を引き起こす原因にもなると言われています。

 

では、疲労を解消するにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、FR(ファティーグ リカバー ファクター)と呼ばれる物質を体内に増やすことで解消します。

FRはFFが体内に現れると機能し始め、傷ついた細胞を修復、FFを除去する作用があります。
つまりFRを増やせば疲れと縁遠い体になるのです。
FRを増やす方法がいくつかあります。
ⅰ)運動と休息

運動をするとFFが増えます。
それに反応し、FRも増えます。
FFは運動後30分程安静にすれば無くなっていきますが、FRは運動後数時間は体内に残り、FFを除去します。
少し体を動かしその後休むことが疲労回復に一番良い運動の仕方です。


ⅱ)ぬるめお湯での短時間の入浴

41度以下のぬるめのお湯に10分ほど浸かるとFRを出すことができます。
このとき熱すぎる温度ではいけません。
心臓に負担をかけたり、のぼせてしまったりで体力を使い逆に疲れます。
疲労が色濃いからといって無理に長湯をするともっと疲れてしまいます。


ⅲ)食事

食事もFRを増やす良い機会です。
FRは「イミダゾールジペプチド」というアミノ酸化合物を摂取することで増やすことができます。
イミダゾールジペプチドとは、β-アラニンとL-ヒスチジンが結合したジペプチドの総称です。
渡り鳥や回遊魚など、長時間にわたり運動する動物の骨格筋中に多く含まれています。
多く含む食材は、鳥の胸肉や魚の赤身(カジキやマグロ、カツオなど)、豚ロースなどです。

イミダゾールジペプチドは、食後吸収され、骨格筋に運ばれるので、抗疲労物質として有効と考えられています。イミダゾールジペプチドが体内でFRを作るのを助ける働きがあるからです。
サプリメントとしても摂ることができます。


ⅳ)睡眠

FRを増やすうえで最も必要なのは睡眠です。
起きているとそれだけで脳を使ってしまいどんどんFFが増えていきます。
FRの回復速度が追いつけません。
脳を休めFFを増やすのを止め、FRによって回復することが疲労回復に最も効率が良いと言えます。

 

大阪市が産学官で取り組む「抗疲労食プロジェクト」は、疲労回復を促進する食事の参考になります。

今回のブログは 整体4277 糸井康之先生の記事を引用しています。